郊外でゆっくり暮らす

市街地マンション生活から郊外の中古住宅生活へ

窓が多い家 窓が少ない家

うちは古いから窓が多い

冬の夜は冷え込むけど

日中は日差しが入って暖かい

 

最近の新築の家は窓が少ない

確かに高窓や細い窓だと

外から見られないし

計算されて日も当たるし保温性に優れている

 

でも私は

日の差す窓から庭や外を眺めてるのが好き

今の季節だとメジロやウグイスも来る

夜が寒くたって日が当たる大きな窓から

土や草木を見て過ごしたい

それは猫も同じ

動物の本能だと思う

そして外を眺めているうちに

誘惑に駆られてすぐに庭に出たくなる

足元に猫もサッとついて来てデッキで寝転ぶ

 

外と繋がっていて

外気をたっぷり室内に取り込める家の方が

ストレスが溜まらないと思うけど

私みたいに閉所恐怖症の人ばかりではないか

窓から出られなかったら

苦しくてキーッ!ってなりそう

 

私はたぶん黒い家も苦手

帰って来た時に家が暗くて悲しくなる

コンクリート打ちっぱなしの家も苦手

悲しくなりそう

 

やっぱり私は田舎者なのかな

古いレンガとか古びた木の柵とか大好き

どう考えても田舎者

だからこの家にしっくりきたのね

 

朝起きて窓を開けて外の空気を吸い

トーストを食べながら庭を眺めて

季節の移り変わりを確認する

食べたらすぐに猫と庭に出る

それを死ぬまで繰り返すんだと思う

のんびり暮らせる家に住めたことが

今はホントに幸せ